結婚生活の中で、何よりも面倒くさいのが夫婦喧嘩。
痴話喧嘩ならまだいいけど、お互いにバロメータが悪く、引くに引けなくなっちゃら…これって、本当に邪魔くさい。
周期的にある夫婦、1日1回はする夫婦。その頻度はそれぞれだけど。
しかし、侮るなかれ! 些細なきっかけで始まったこの喧嘩が離婚問題に発展…なんて夫婦も少なからずあるのです。
そしてその起爆装置を置いているのはあなたかも知れない。
夫婦喧嘩の原因はさまざまですが、知らず知らずのうちに、あなたが置いてしまっている“起爆装置”が大きな原因かも知れません。。
ここで胸に手を当てて思い起こしてみましょう。
1、相手を“批判”する起爆装置
「その趣味ってどうなの?」「〇〇の旦那さんは月給〇〇円なんだって。」
こんな言葉は実は裏読みするとこんな言葉になります。
「あなたって本当にダサいわね。」
「あなたって本当に稼ぎが少ないんだから。」
こんな風に取られたらどうでしょう?って言うか、このような言葉を口にした時点で相手を批判していると思いませんか?
相手の個性を否定したり、誰かと比べたり。
懐の深い、優しいパートナーであれば笑って済むかも知れませんが相手も人間。
虫の居所が悪い時にはこれで簡単に引火します
2、相手にあれして!これして! “強要”する起爆装置
「ゴミ出しくらいしてよ。」「洗濯物くらい取り込んで。」
「洗い物ぐらいしてよ。」
ポイントは“〇〇くらい”できないの?です。
これも相手の虫の居所によっては引火します。
私はこれを言われたら爆発します。
お願いされてもやる気が失せるどころが、相手に殺意を感じますね。
子供がよく言う「今からやろうと思っていたのに!!」ってヤツです。
この言葉を笑顔で受け入れられる相手は、きっとMっ気が強いんだと思いますよ。笑
3、相手の話をウザく感じる。そして“無視”という名の起爆装置。
・子供みたいに自分・自分で話してこられてウザい。・くだらないダジャレ。ウザい。
などなど、内容はともかく、相手をウザいと思ったことがある人も多いのではないでしょうか?そして無視しちゃう。
これは相手を怒らせる爆弾をそっと置いているようなもので、点火して爆発するまでそんなに時間はかかりません。
私もしばしばこのタイミングがあります。
自分のテンションがそんなに高くない時に、旦那さんがテンションMAXで話しかけてくると、 “ウザッ”と思ってしいます。
でも、そう思ってるときの自分の顔を鏡で見てみましょう。
必ずと言っていいほど、顔に出てますから。それが相手にとっては起爆装置となり得るのです。
そもそも夫婦喧嘩を避けるには!!
1、相手を尊敬し、受け入れることから始めましょう
いくら夫婦と言っても所詮は他人。育った環境も違うのです。でもお互いにプライドもあります。一人の人として、大切に受け入れることが不可欠なのです。そうすれば、相手に対する言葉もおのずと変わってきます。
「そのセンス…ダサいんじゃない?」と思った時には、一旦相手を受け入れて、
「イイんじゃない?でも、こっちの方が一段と素敵だと思うよ。」
自分の気持ちが穏やかな時は、もう少しおだててあげてもいいと思います。
私も旦那さんと意見が違う時は、
「そっか、そんな考え方もあったかぁ。なるほどね。」と受け入れます。でも、最終的に自分が持って行きたい方向性がある場合は、その気持ちを素直に伝えます。すると、あら不思議!?「君がそう思うなら、君の思うやり方でしてみたらどう?」ってなるのです。
昔の人は、人って鏡のように相手を映し出すと良く言います。
本当にその通りなのですね。
まずは相手を受け入れるのです。
2、求める前に自分から与える。
特に妻側からはして欲しいことが山のようにありますよね。料理・掃除・洗濯・育児、もうこれくらいやって!!と思っている人は多いでしょう。
でも、まずは与えることから始めましょう。そう、仏の心を持つのです。笑
・美味しいご飯を作ってあげる。(特にパートナーの大好物)
・優しい言葉で労いの言葉をかけてあげる。
・靴をピカピカに磨いてあげる。
などなど。
パートナーが「ここまでしてもらって自分が何もしないのはどうなの?」と、思ってしまうくらい…そう露骨に!!
人はそう簡単には変わりません。特に甘やかされて育った人ならなおさらです。
であれば、その相手に文句、いやごとを言うエネルギーは自分を高めるためのエネルギーに使うのです。
そうすれば、喧嘩も減るし自分の余裕や成長にも繋がりますよね。
3、無視からは何も生まれない。
人の話を無視する。これは夫婦喧嘩のきっかけとしてだけではなく、いついかなる時も人として絶対にしてはいけないことです。
相手を無視することは何も生み出しません。むしろ溝が深まるばかりです。
それでもウザいなぁ〜と思った時は少し距離を置きます。
例えば…
・リビングにいたならお風呂やトイレに入ってみる。
・近所のコンビニに行ってみる。
決して、あからさまにスマホをいじったりしないでくださいね。
あ、あとは聞こえなかったフリをしてみる。
「ごめん、今なんて言った? 〇〇していて聞き逃しちゃった。」
これ、私がよく使う手です。特に用事をしている時に使えます。
すると、大切な話なら言ってくるし、どうでもいい話はもう言ってきません。
まとめ
夫婦喧嘩も時には必要。でも不要な起爆装置は置かないで!!時にはお互いに思っていることを言い合い、それが喧嘩に発展するの致し方ないこと。どんなに仲良しな夫婦でも必ずあるものです。
そして、私はプチ喧嘩を大切だとさえ思うのです。
夫婦喧嘩は決して悪いことばかりでは無いからです。言いたいことを伝えることは大切で、お互いを理解しあい、信頼関係が深まる一つのイベントなのです。
だからこそ、不要な起爆装置を置くことはやめましょう。
相手を尊重し、受け入れ、お互いの話を聞くことでもっと素敵な夫婦関係が築けますよ。