待望の子供を授かって、これからはスタイリッシュなキラキラ輝く働く母になるんだ!!と、意気込んで社会復帰を果たしたものの、想像以上に大変…こんなはずじゃなかったのに…なんて思っている人は数多くいるはず。
職場では、子供が小さいことで同僚に遠慮しながら、仕事中に保育園から電話がかかってこようものなら「またお熱?」なんて言われたこともしばしば…
子供は子供で日に日に成長してくるものだから、その時期その時期の対応に戸惑いながら…
子供が寝た後に、育児や家事が思い通りにいかないことや、仕事のことで何度枕を涙で濡らしたことか。
今思えば全てが笑い話になるけど、その時々、私たちは必死に過ごしているのです。

そんな私がこれまでしてきた仕事と育児を両立させる心がけ、をご紹介します。

1.時間を有効活用

育児がらみでネット検索すると必ず出てくるこのワード。
家事の時間は出来るだけ子供と共有しましょう。それが有効活用です。
例えば、夕飯を作る時は子供と一緒に作る。そうすると、ままごと感覚で子供と家事をしながら思いっきり遊べてしまいます。
子供と一緒に作るとちゃんとしたご飯が作れない。という人もいるでしょう。
でも、いいんです。危なくない作業は子供に任せてその間に火を使うことを母がする。子供はそれだけでも「今日はママとたくさん遊んだ!!」と思えるのです。
ちなみに、こんなママごと夕飯作りをたまにでもし続けると、小学生になる頃には「◯合炊いておいて。」ってお願いできるようになりますよ。

 

2.頑張り過ぎない

成長とともに必要になる、家庭でのしつけやトレーニング。
頑張ることはとても大切です。でも、頑張り過ぎない!!
「うちの子まだオムツが取れない。」なんて悩む必要は全くありません。
その子その子の成長があるのです。周りの子がトイレに行くようになると自然とできるようになるのです。

家事も頑張り過ぎない!!長い長い人生の中のほんの数日・数ヶ月、はたまた数年?掃除・洗濯・炊事が出来ない時があってもいいんです。一日二日、掃除をしなくても、スーパーのお惣菜で済ませても、そんな日があってもいいんです。旦那さんには笑顔で「今日はこれでごめんね〜」とサラッと言っちゃいましょう。
そして、そんな自分に罪悪感は全く必要ありません。

3.人は人、私は私

正直、色んな事が出来ているママ友なんかは、「え?昨日の夕飯お惣菜なの?」なんて心ない一言を浴びせる人も居ます。そんなお姑さんもいるかも知れませんね。でも、“私は私”と思いましょう!!
出来る時もあって、出来ない時もある。いいじゃないですか?
その代わり、出来る時には出来ることを精一杯してあげる。
休みの日に、一緒にクッキーを焼いてみたり、お昼寝の合間に手作り小物を作ってあげたり。

働く母の一日は本当にタイトなスケジュールなんです。胸を張って“私は私”です。

4.変なプライドは捨てる。

出産は女にとってはこれ以上にない大仕事。そんな一大事を乗り越えた私は「私一人で子育てしている!!」なんて厚かましくも思っていた時期がありました。
なんて高慢だったのだろうと、反省したことは鮮明に覚えています。
旦那さん、実母、姑、ママ友、会社の同僚、出来ないことを吐露することはとてもとても大切です。そして周囲にたくさんのお力添えをいただきました。結局周りを巻き込めないのは自分のプライドが邪魔していたのです。
そして、自分のくだらないプライドが原因で、子供にイライラしたり、旦那にイライラしたり…勝手に自分で家庭をギスギスさせていたことに気づきました。
周囲を巻き込んで一緒に子育てを楽しんでもらう。これも仕事と育児を両立させるにはとても重要です。

5.バランスが大切。

育児に◯%・旦那さん(家族)に◯%・仕事に◯%・自分に◯%と決めてみます。
そして、そのバランスが崩れないように、いつも意識するのです。
私の場合、復帰したての頃は、育児30%、旦那さん30%、仕事30%、自分に10%と決めてはいたものの、仕事が忙しくなってくるにつれどんどんこのバランスを崩してしまい、仕事中心になった時期もありました。するどうでしょう?面白いほど色々なことに歪みが生じてきてしまい、家族みんなにそれが伝染してしまい、大変な事態を引き起こしてしまうのです。
例えば、子供が体調を崩す、旦那とケンカが増える、自分の時間が取れなくなりストレスが溜まりに溜まる。こうなると、軌道修正するのにまた不要な労力を使うハメになる。そして罪悪感に苛まされ、自分のしていることが本当に正しいのか?なんて思えてきて、精神的に辛くなってくるのです。
妻であり、母であり、仕事人である自分がどれもこれも100%なんて不可能です。
上手にバランスを取りましょう。

 

最後に…

働く母の負担は本当に大きいものです。仕事・家事・育児、どれも正面から受け入れないといけない“仕事”
だからこそ、旦那さんの協力の元、①本気で時間を有効に活用し、②決して頑張り過ぎず、③私は私で、④変なプライドは捨て、⑤バランス配分を大切に。
この5つを心がければ、ストレスを感じることなく、キラキラ輝いて働く母をこなせるのです。必ず今よりももっともっと充実した毎日が送れますよ。