いくら好きな相手でも、“いざ結婚!!”と思った時に、「ん?待てよ。あの人と結婚して本当に幸せになれるんだとうか?」と我に返って大きな不安の波が押し寄せてくる女性は多いものです。そう思い始めると、彼に対するネガティブ要素ばかりが目につくものです。昨今、離婚率は高まる一方ですが、やっぱり結婚するなら最悪の事態が訪れる前に余計な不安は取り除いておきたいものです。
パートナーに結婚の意思が見えない。
これは結婚を考える前に、問題外ですよね。特に晩婚化と言われるこのご時世、ロマンチックなプロポーズをしてくれる男性が果たしてどれくらいいるのでしょうか?最近、私の周りでも結婚したいのに、プロポーズがないからとズルズル同棲生活を送っているカップルがいます。いろいろと相談は受けるのですが、お互いが今の生活を楽しんでしまっている以上、このカップルが別れるのも時間の問題かなと、正直思っています。
一昔前なら男性からプロポーズが常識だったのかもしれませんが、最近の男性は良くも悪くも控えめです。本当にその人と添い遂げたいと願うのであれば、あなたから結婚の意思を確認してもいいのです。
パートナーが浪費家?
結婚生活も当然ながら、その準備段階からお金は必要です。パートナーと金銭感覚はしっかり擦り合わせておきたいものですね。交際している間は見えないものがたくさんあります。ですが、比較的男性よりも現実的な女性としては、結婚式に始まり、新婚旅行、妊娠、出産、育児、果てはマイホーム購入を夢見るものです。この全てを現実のものにするためには、お金がないと話になりません。
パートナーが浪費家だと、毎日の生活に不安はつきまといます。そして、これらの理想は夢のまた夢となっていくのです。結婚を決めたのなら、お金の使い方、貯め方についてのことはしっかりパートナーと擦り合わせておくべきなのです。ここを怠ってしまうと、その先には不安な毎日しかないのです。
潔癖症なのかも
少し笑ってしまうような不安だけど、これが原因で離婚した人は少なくないようです。実際、私の周りにもいます。
・家に友達が来ると、家が汚されないように必ずスリッパを履いてもらう。
・冷たい飲み物の場合、グラスの底の水がテーブルにつくとすかさず拭く。
結果、この夫婦は旦那さんが自分のすること以外は信用できなくなり、離婚したそうです。
ただ、間違えてはいけないことは、“きれい好き”と、“潔癖症”は違うということ。潔癖症は度を越すと、精神科でお世話にならなければならない場合もあります。パートナーにこの不安を覚えた時は、必ず話し合って確認しましょう。
身内との距離
簡単に言うと、姑、舅、小姑といったところでしょうか? 笑
結婚するのは私たち、俺たちだから。なんて甘いことを言ってはいけません。実際、結婚後に新たな悩みとして相談されることもしばしばあります。結婚すればパートナーの両親、兄弟が新しく家族となるわけですが、そのすべての人たちと良好な関係を築くことは容易なことではありません。交際中からパートナーの身内に不安を抱くようなことがある場合、しっかりと話し合って、その身内との距離感を擦り合わせておきましょう。
ちなみに私の場合は敢えて姑、舅とは私の方からその距離を縮めています。そうすることで、向こうから土足で踏み込んでくることもなく、良好な関係が保てています。むやみやたらに毛嫌いするのは決していいことではありませんね。
将来のビジョンが見えない
結婚するにあたり、将来のビジョンが明確でなければ、その生活にはとても不安を抱くようになります。お互いの仕事の仕方、生活、ゆくゆくは老後のことまで。お互いが持つ目標や夢を一緒に実現するために、どんな毎日を積み重ねて生きて行くのか?は明確にしておきたいものです。しかしながら、いくら二人が努力しても、長い人生の中で想定外のことは必ず出てくるものです。結婚前に思い描いたことが必ず実現するとは限りません。細かいことまでを話し込む必要はないにしても、“この人となら”と思えるようにブレない“芯”を二人で合わせておくことは大事です。
まとめ
結婚する上で、経済面・性格など、不安を抱く要素はたくさんあります。しかしながら、これらの要素は必ずと言っていいほど悩みの種になり得ることは間違いありません。そして、もしかするとあなたのその不安はパートナーは理解していないかも知れません。
私の周りの離婚経験者は大抵の割合で、この不安要素を解決しないまま結婚に進みました。結果、離婚です。
お互いのはっきりとした意思確認
金銭面の価値観
潔癖すぎはしないか
家族との付き合い方
将来のビジョン
これらのことは、必ず二人で話し合っておきましょう。大切なことだからこそ、膝を突き合わせて、お互いが納得するところで折り合いをつけた上での結婚でなければ、土台の無いところに城を築くようなもの。あれよあれよと言う間に簡単に崩れていくのです。
パートナーとの結婚を望むのであれば、、目につくこと、気になることは必ず結婚前に話し合って軌道修正しておくべきなのです。
結婚に対して不安を抱いてしまう5つの原因
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