子供を保育園に通わせると、帰宅後から就寝時間までがまるで戦争のようにバタバタ!! 自分の帰宅時間から子供が就寝する時間の間で夕飯・風呂・歯磨き・寝かしつけを行わないといけません。これって、文章で書くとなんともないことのように思えるけど、実際にやっている私達は本当に息つく間もなく時間があっと言う間に過ぎていきます。
でも、帰宅から就寝まで、3つのリズムが守れれば大丈夫!!
健康的でストレスのないリズムの捉え方をご紹介します。

睡眠リズム(就寝から起床まで)
夕飯リズム
就寝前リズム

この3つのリズムに気をつけるだけで、毎晩の戦争が楽しい時間に変わります。

1.睡眠リズム(就寝から起床まで)

未就学児においては比較的10時間以上が理想と言われている。10時間以上の睡眠を確保は、翌日の元気な活動には欠かせません。
逆に言うと、これよりも短いと翌日に疲労を訴える場合が多いのです。
睡眠時間を確保するためにすべきことは、帰宅後から就寝までのタイムスケジュールをしっかり組む。
年齢によっては様々だけど、一番気を付けたいのはお昼寝時間が曖昧になってくる3歳児〜4歳児にかけてのあいだ。体力も中途半端なこの頃は遊びたい気持ちと眠たいのでグズグズになるパターンが多いのです。
そこはその都度対応してあげないといけないけれど、眠いのを無理に起こす必要はないにしても、あまり長時間にならないよう、少しスッキリする程度で起こしてあげましょう。
そして、朝の光をめいいっぱい感じさせてあげてください。スッキリ目覚めれる習慣が自然とついてきます。

【気をつけて!!睡眠時間が少なくなると子供にとってはリスクがいっぱい!!】

・成長ホルモンの働きが弱くなる。
成長ホルモンのゴールデンタイムは諸説いろいろありますが、私はやはり22
時〜2時だと思っています。この時間帯は深い睡眠を摂ることが重要です。身
長や、骨の発達に大きく関わり、脳や身体の新陳代謝を活発にしてくれます。
・体力の低下につながり、感染症などの罹患が多くなる。
これは当然のことですが、体力が消耗してしまい、感染症などにかかりやすくなります。熱を出しやすくなったり、罹患後も治りにくかったり…子供に取っても私達にとっても“可哀想な時間”だけが長くなります。
などなど、成長期の子供達にとって、睡眠時間(質の良い睡眠)はとても重要です。可能な限り、体と心、そして日々たくさんのことを学習する脳にお休みを与えてあげましょう。

2.夕飯リズム

仕事で疲れているにもかかわらず、子供をお迎えに行ってやっと帰ってきたと思ったらホッと一息つきたいのが本音ですよね?
でも、保育園から帰ってきた子供たちはそんな私達の疲れなんて知る由もなく…とにかくお腹を空かしています。帰ってきたらすぐに何か食べたい!!っていうのが子供達のホンネ。でも、そんな時間におやつなんて食べちゃったら夕飯が食べれなくなってしまいます。そこで!!フォーク一本で食べれる“簡単な野菜の一品”を前日に用意しておくのです。

・インゲンの胡麻和え
・ほうれん草のお浸し
・ブロッコリー(マヨネーズつけて食べるだけ)
・きんぴらごぼう(常に作り置き)
・きゅうりの白ダシ漬け

10分もあれば作れるものばかりです。でも、これがあるのと無いのでは私達のこの後、夕飯〜お風呂〜就寝までの流れが大きく変わるのです。
お菓子を食べられると嫌だけど、これくらいのものだと安心して食べてもらえますよね?
そして、この“一品”の利点は、その後の食事をもっとはかどらせてくれるのです。
大人で言う“食前酒”みたいな感覚です。笑
うちの子は保育園時代にこれがすごく効果的で、ほぼ毎日何か“一品”を用意していました。無い時はプチトマトやトウモロコシの塩茹でなんかでもいいんです。軽く一品を食べることで、その後にお味噌汁や焼き魚なんかを次々に出すと、パクパク食べていたものです。
やっぱり可愛い子供には少しでも体に良い、体に優しいものを食べてもらいたいものですよね。

3.就寝前リズム

ご飯が終わったら即お風呂、そして歯みがき!!
ここからは、忙しい私達にとって、子供と遊べる極上の時間と心得ましょう。夕飯の片付けも、洗濯ものを畳むこともそっちのけにしちゃって、子供と一緒にお風呂に入って、今日一日の最後の親子タイムを存分に楽しみましょう。
お風呂でおもちゃ遊びをするもよし、今日あった楽しいことを話し合うもよし。
私なんて、フライパンと小豆を持って入って、子供とお店やさんごっこをしてました。
また、子供はママとお話ししたいこと、聞いてほしいことがたくさんあるのです。「ママ〜あのね〜…」と子供が話しやすい空間はお風呂タイムが最高です。
そして、子供とのスキンシップは何より大切です。
2歳児くらいになれば、背中を洗ってもらったりもできるようになりますよね?
「ママ、今日もお仕事お疲れさま」なんて言われちゃうと、涙が出そうになったり…1日の疲れも吹っ飛びますよ。
そして歯みがき。うちの子は歯みがきが大好きだったので、あんまり苦労はなかったのですが、嫌いな子供も多いと聞きます。
「歯みがきをしたら〇〇の絵本を読んであげるからね。」と楽しいものだと思い込ませるのがいいですね。
余談ですが、歯は本当に大事です。乳歯だから虫歯になっても…なんて思っていると、必ずその永久歯は虫歯になります。“歌を歌いながら”時には、“虫歯の痛さを脅迫のように教えながら”歯みがきを楽しいものだと思わせてあげましょう。

まとめ

保育園生活を送る子供にとって、生活リズムはルーティンであるべきだと私は考えます。質の良い睡眠、簡単でもいいので栄養価の高い食事、そして就寝までのリラックスタイム、これは子供の健全な成長を多いに左右するものです。
出来る限り、子供のタイムスケジュールを最優先に考えていきたいものです。